Composition FUKUSHIMA 2011 / Kenji Kojima from March 11 to March 31, 2011, 01:01:37
"Composition FUKUSHIMA 2011" is Techno-Synesthesia. It is experimenting with the relationships between perception and cognition, technology, music, and visual art. The video soundtrack was composed from RGB color data of online photographs of the international press related to the Fukushima nuclear plant accident. The composition was a distillation of Kenji Kojima's earlier internet project “RGB Music News”. The project covered the news cycle worldwide with 5,016 musical sequences and their corresponding news stills for the entire year of 2011. The internet press sites were “The New York Times”, “The Guardian”, “Spiegel Online”, “El Pa is”, and “Lu Monde”. The music was composed by the software "RGB Music News Composer" which was programmed by the artist. It converted RGB color data of photographs into musical notes. The artwork of "Composition FUKUSHIMA 2011" is a video. The video plays 66 music with the photographs, the headlines of the press, the carried　dates with the press names, the binary data, and the color mapping in the RGB color space of the musical notes.
The original "Composition FUKUSHIMA 2011" was an interactive application. However, the photos on the Internet press pages were not linked to the press pages daily. Therefore, it was transformed into a video work.

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コンポジション FUKUSHIMA 2011 / 小島健治 2011年3月11日から3月31日までの66曲のビデオ版 1時間01分37秒
福島原発事故の大地・海洋汚染が未だに続いているにも関わらず、薄らいでゆくあの日々の感覚。この作品は、欧米の５つのインターネット新聞サイトから世界に発信された福島原発事故の報道写真を、 時系列に沿って写真の視覚データから創られた音楽と共に再現させ、埋もれつつある記憶を視聴覚から統合して、福島原発事故が何だったのか甦させる試みです。 使われている音楽は、作曲者の心情を表した曲ではなく、インターネット上の新聞に載せられた福島原発事故の報道写真から、直接視覚データをコンピュータ・アルゴリズムで音階に変換して曲としています。 コンポジションは、2011年の小島健治のアートプロジェクト「RGB Music News」 のアーカイブから、福島原発事故に関連する写真を選び出し組曲として構成しました。「RGB Music News」は、 １年間で5016曲の音楽を報道写真から作曲したインターネット・アートプロジェクトで、視覚と聴覚の関連、人の感覚と社会現象やインターネットとの関連等を追求したアート作品です。 コンポジションFUKUSHIMA 2011のオリジナル作品は、作者の小島がプログラムした MacOSアプリケーションです。このビデオはアプリケーションRC05版から2011年3月の66曲を録っています。 アプリケーション本編は2011年3月11日から12月31日までの、原発事故報道写真の視覚データから創った335曲の音楽の演奏と、新聞社のサイトとリンクして映し出す写真、その記事の見出しと日付、 写真のデータから作ったモザイクのカラー楽譜、楽譜をRGBカラースペースの座標に表した立方体、RGBカラーのバイナリーデータのスクロールアップで構成されています。 これは同一のデータをそれぞれ違った知覚表現にして、人間の感覚の根底を探る試みです。「コンポジションFUKUSHIMA 2011」は、2012年7月16日〜8月19日までサンパウロで開催された 「FILE (Festival Internacional de Linguagem Eletrônica) Hypersonica」に選出公開され、2014年6月12日〜7月12日までニューヨーク市のメディア・ノチェでマルチ・スクリーンで公開されました。

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