暗号メールを作る
1)まず左上の「名前」に、暗号メールを受取る人の名前を、タイプしてください。初めての暗号メール作成では、右の名簿は空白です。作成後この名前が、右にある名簿のリストに出ます。名前の欄に、カンマを含ませることはできません。
2)次に暗号パスワードを、英数字6文字以上タイプします。このウインドウの右上にある「パスワード作成」を利用しても、その他の好きなパスワードでもかまいません。暗号パスワードは大文字小文字を区別します。この暗号パスワードは、受取人が、暗号文を普通文に復号する時に使います。必ず大文字小文字を、明確に伝えてください。
日本語レイアウトのキーボードで、記号等を打ち込むと、キーの表示とは違った記号になります。受取人が日本語キーボード使用の場合、混乱しないよう記号を混ぜない通常の英数字を、暗号パスワードにする事をお勧めします。
3)右上の暗号名メニューボタン(図では「blowfish, 128 bits」)から、この暗号作成に使う暗号名(暗号アルゴリズム)を選びます。この暗号名(暗号アルゴリズム)も、普通文に復号する際に必要ですから、暗号パスワードと一緒に、他の人に知られないように受取人に、メモや、電話または、通常の郵便であらかじめ渡しておきます。
4)「宛先」に、受取人のEメールアドレスをタイプします。
暗号メールが作成されると、上の1)から4)までの情報が、右の名簿に自動で加えられ、次回から、同じ暗号パスワードと暗号名で、同一人物に送ることができます。名簿はバックアップの保存ができますから、クラッシュなどのアクシデントに備えて、保存をするようにしてください。デフォルトのファイル名は「recipients.txt」です。拡張子に「.txt」を付ければ、名前は自由に変えられます。日本語ファイル名にすると保存できません。名簿のバックアップは、プログラムを使用開始した時に設定した、パスワードと連動しています。パスワードを変更すると、インポートできなくなります。変更する場合は、バックアップを作り直してください。
5)暗号化するメッセージ本文(図では「青い目の人形/野口雨情」)は、直接普通文(平文) をタイプするか、他のテキストエディターなどで作った普通文を、テキスト・フィールドにコピー&ペーストします。
通常メールプログラムには、文字数の制限がありますから、その範囲を越えないようにしてください。暗号化したテキストは、普通文より多くなります。MacOSX のMail2 使用の送受信では、4万文字以上の日本語普通文を暗号化して受信、復号化できるのを確認しています。ただしあまり多くの文字を送信した場合、サーバによってはスパムフィルターに引っかかって、「迷惑メール」と判断される場合があります。
日本語のインプット・メソッドは、OS純正(MacOSでは、ことえり)だけに対応しています。その他のユーティリティをご使用になる場合は、他のアプリケーションで文章を作り、コピー&ペーストしてください。
6)以上のすべてを確認して、ウインドウの右上の「暗号メール作成」ボタンをクリックします。
すぐに、ユーザーがデフォルトで設定している、メールプログラムが起動され、暗号化されたメッセージ本文と、Eメールアドレスが入った、新規のメールが作られます。件名と宛先を確認したら、メールプログラムの送信ボタンをクリックしてください。
これで暗号メールは送られました。
注:同じオリジナル・メッセージ、同じ暗号名(アルゴリズム)、同じ暗号パスワードを使っても、現代の最新の暗号技術は、毎回違う暗号文を作ります。
追加文
「暗号メール作成」ボタンの上にある「追加文」をクリックして、件名といつも決まった追加文(または署名)などを、暗号メールの頭に挿入することができます(下図)。暗号メールだけで、その他何も挿入したくない場合は、「追加文」を空白にしてください。この機能はオプションですから、必ずしも記入する必要はありません。デフォルトで入れている文を、削除できます。